マーガレット・サッチャー鉄の女の涙コレクターズ・エディション [Blu-ray]

寒くなりました。

アレルギー性鼻炎がひどくなり、鼻水が止まりません！
冷気が刺激になって、鼻がむずむずしています。

今日は、文化の日ですね。
文化勲章の授与があるようです。
オリンピックの金メダリストが選ばれているようです。

政治は、相変わらず不透明ですね。
老人は、たちあがれるか？？？
今回は、イギリスの政治家の作品です。

英語圏なので、日本人は、アメリカ人と英国人とは、考え方や習慣が同じと思いがちですが、全く違うと思ってください。

こう思って見ると彼女がサッチャーを忠実に再現しているのに、感動します。

共演者やスタッフが全員、撮影後に自宅に帰り、家族に「今日は、マーガレット・サッチャーと逢って来たと」言わせるくらい凄い演技です。

晩年の姿も入れるなど、監督フィリダ・ロイドの感覚は、素晴らしい！

アカデミー主演女優賞を受賞しました。「クレーマー・クレーマー」で助演女優賞、「ソフィーの選択」で主演女優賞を受賞しているので、3度目の受賞作品です。

夫のデニス役のジム・ブロードベントをはじめイギリスの名優たちが共演しています。

メイキャップ賞も受賞しています。

晩年のメイキャップには、細かい表情が出るように工夫している様子は、特典映像に入っています。

時間のかかるメイキャップにも、メリル・ストリープは、笑顔を絶やさず、対処している姿にも、彼女の作品へのかける思いが出ています。

夫のデニスを喪って、幻影や幻聴が出始めている姿もしっかり、描いているのが、素晴らしい！

「鉄の女」として華やかなサッチャーしか、知らなかった私に、彼女支える夫や家族を描いているのも、作品に深みを与えています。

議会でのシーンは、院内総務の方が監修しているので、リアルでした！

栄光の英国を取り戻したが、人頭税で国民から非難されるシーンは、実際の映像なども使ったリアルです。

主演女優賞を受賞は、絶対ですね！