僕たちは世界を変えることができない。 [Blu-ray]

昨日の夕方から、強風と雷で一気に冬を思わすような酒田です。

冬の地吹雪を思わせる程の風の音に「風の町、酒田」を再認識させられます。

風力発電や波力発電などの有力地域で、過去に自然エネルギーの有望地として挙げられましたが、その後何事もなく、消えていきました。

本当にやる気のない政策に終わったことが、残念です。

他にもソーラーに莫大な予算をつぎ込んで終わったことなど、過去の責任を追及できる制度が無い限り、金を使い込むだけの官僚組織です。

iPS細胞でノーベル賞を取った山中教授が資金集めのため、京都マラソンを走ったり、涙ぐましい努力を続けています。

彼の研究所では、マウスのiPS細胞から卵細胞を完成させ、マウスわ誕生されるなどの成果がでていますが、研究者の大半が、非正規労働者です。

予算配分を財務省のバカに任せている限り、この国は終わりです。

春から、始まった寄付の制度は、結局、財務省が寄付先の限定や面倒な書類を出させたりさせて、邪魔しました。

最低です。納税の40%が自分の裁量で、寄付できる制度が国会議員法案で出され、超党派で通過した。
しかし、中身を官僚たちに書き換えられて骨抜きにされました。

山中教授に免税で寄付できる金額は、限られてしまいます。

財務省天下り先には、容易に寄付できる制度です。

こんな嫌な話から、清々しい作品を紹介します。

向井理が初の主演した作品です。世界ウルルン滞在記で、カンボジアを第二の家族の国と思っている彼には、最適な役柄した。

松坂桃季、柄本佑窪田正孝と一緒にカンボジアに小学校を建設するという募金プロジェクトを立ち上げる。

挫折しながらも実現して行く姿には、敬服しました。

カンボジアロケのシーンは、感動の連続でした。

特に、ガイドさんが、カンボジアの悲しい過去を語るシーンは、感動しました。
実際に、自分も恐ろしい経験をしているので、緊迫感があり、迫力満点!

つい、軽くなりがちなな作品を締まりのあるものに仕上げています。
カンボジアの子供達の笑顔は、最高デスね!

心を揺さぶる作品です。

リリー・フランキー村川絵梨阿部寛など周りのキャストも豪華でした。