ツレがうつになりまして。 プレミアム・エディション(初回限定生産) [Blu-ray]

細川貂々(ほそかわてんてん)の自伝的コミックを映画化した作品です。NHKで放映されたのを見ていました。配役がガラリと変わるので、印象がいい意味で違いました。テレビでは、藤原紀香が売れない漫画家?ネプチューン原田泰造が、几帳面な夫役?どちらも、アンマッチでした。実生活でのことを思うと、どちらもイメージが違いすぎました。映画での、宮崎あおい堺雅人は、役者として上手い!の一言でした。
是非とも、見る価値のある作品です。調剤薬局やクリニックも出てくるので、親密感がありました。
うつ病を理解するには、少し、短いですが、この原作は、読む価値がありそうと思わせるには、十分でした。
同じく、夫のアル中を描いた、西原理恵子の作品『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』とは、対局です。ハッピーエンドで終わるこの作品に対して、あちらは、最後は、がんになるのは、後味が悪いかな?
でも、どちらもいい作品でした病気を知る上では、一定の社会的役割も果たしています。時間があったら、原作を読んで見たいと思います。